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女子大生を書類送検-スマホ電動自転車死亡事故 [エッセイ]

スマートフォンなどを持ちながら電動アシスト自転車を運転し、歩行者の女性(77)をはねて死亡させたとして、神奈川県警麻生署は15日、川崎市麻生区の女子大学生(20)を重過失致死容疑で横浜地検川崎支部に書類送検した。同署は「ながら運転」による前方不注意を重大な過失と判断した。

同署によると、女子大学生は昨年12月7日午後、同区上麻生の市道交差点で、左手にスマホ、右手に飲み物の入ったカップを持った状態で自転車を発進させ、約3m前を歩いていた女性をはねて死亡させた疑いが持たれている。乗っていたのは、スピードが出やすい電動自転車だった。2018/02/15 読売

「左手にスマホ、右手に飲み物の入ったカップを持った状態」と言うのはどの様なのか、毎日健康の為自転車に乗っている筆者にはよく分からない。ハンドルに買い物袋をぶら下げて運転しずらいことはあっても、両手はハンドルを握っていなくては危ないくてしょうがないのである。

日本の道路の整備は遅れているから、自転車専用レーンがある道路は少ない。その場合車道を走るか、歩道を走るかであるが、歩道は2m幅以上ないといけないようなのだが、車道を走るのは怖い。自動車を運転していると分かるが、車道に走る自転車を追い越すのは非常に緊張する。何時なん時右側に寄ってくるか分からないからである。

筆者が自転車を乗る時気を付けるのは、右側からの自動車の横断である。筆者は大抵歩道を走っているから、自動車は歩道を超えての横断なので、一時停止しなければならない。しかしどの様な運転手がいるか分からないから、車が出てくる可能性は絶えず注意する。

又、少し歩道に出て車道への合流を待っている自動車も要注意である。運転者は車の流れを見ていて、歩道の歩行者や、そして自転車に気が付かないことがあるのである。自転車は歩行者の2倍以上の早さがあるので、余計危険である。筆者は運転者が自分に気が付いているか、目を合わせてから進むことにしている。

そして自転車対歩行者であるが、一番危険なのは交差点ではなくて、歩道へ出る「小道」からの歩行者である。歩道が広ければ問題ないが、2m(?)以下だと出会いがしらと言う事が起こりうる。2m(?)以下の歩道も筆者は走っているから、事故を起こせば100%筆者の責任になるので、その様な小道の箇所では一時停止する。或いは「ママチャリ」でサドルを低くしているので両足がつくから、両足で歩きながらすり抜ける。

これは筆者が毎日約1時間半乗っている自転車の作法である。毎日乗っていれば事故に遭う確率は高くなるから、考えられるハザードを出来るだけ少なくするためである。又、対人1億円の個人賠償保険(同居人も適用)にも入っている。この様な筆者であるから、今回報道の大学生には全く情状を思わない。

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「明石城」の眺望妨げていた通信ケーブルを明石駅ホームから撤去 [エッセイ]

明石城(兵庫県明石市)が来年で築城400周年を迎えるのを前に、JR西日本は、JR明石駅ホームから城への眺めを妨げていた通信用ケーブルを移設した。駅の乗降客らから長年、改善を求める声が市などに寄せられていた。移設により国指定重要文化財の2基の櫓や東西約380mの石垣がすっきりと望めるようになった。

明石城は江戸幕府2代将軍、徳川秀忠の命で小笠原忠真が築城したとされるが、天守閣はもともとなく、巽(たつみ)櫓と坤(ひつじさる)櫓がシンボル。ただ、駅のホームから北側にある城跡を眺めようにも、ホームの脇に架かっていた太いケーブルが目線とほぼ同じ高さにあり、景観を損ねていた。2018/2/13 産経

ケーブル撤去前の明石城跡.jpg

ケーブル撤去前の明石城跡(明石観光協会提供)

もしホームから街を一望できるのであれば、ホームから見た第一印象重要である。旅行をした時、目的地の駅のホームに立った時は誰しも回りを見渡す。海が見られるとか、里山が迫って見えたら素敵である。これから初めて訪れる場所に期待が膨らむ、というものである。

筆者は高校生の時に修学旅行で初めて京都に行った。そして京都駅からは鼠色というか、燻銀と言うか甍屋根が連なっていて落ち着いた景観を造っていた。当時は未だ高い建物が立ってなく、眺望が開かれていたからである。時代は代わり、今は原広司の代表作の駅ビルとなってしまったが、駅ビルのレストランからは京都市内が一望できる。

例えば姫路には国宝であり、世界遺産の姫路城がある。姫路駅前から北に延びる大通りの正面に姫路城が見えるようになっていて、電線等のケーブルは無いから、いかに姫路市が城を愛しているかが伝わってくる。欧米からの観光客も多く、姫路城を背景に自撮している。

従ってこの報道のように、明石市のシンボルである明石城を駅のホームから見る時、ケーブル線は邪魔である。絵の構図としてもケーブル線はあり得ない。最も絵を描く所としては他にもっと適しているところがあるのだろう。

高層建築物を建てる場合(例:100m以上、且つ延べ床面積10万m2以上)環境アセスメントを行う事が都道府県条例で定まられている。評価項目には「景観」があって、高層建築物の出来る前と後とのパースを作り、大きく変わらないことを確認している。

東京都では2020年オリンピックに向け、都心の電柱の地下化を進めているが、これも景観の重要性からである。尤も電柱の地下化によってさらに道路の掘り返しが頻繁になっては困るのだが。

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トラックから落下した鉄製資材当たり、運転の女性死亡 [安全管理]

12日午前8時25分ごろ、長野県小諸市和田の「小諸きのこセンター」の新築工事現場で、大型トラックの荷台から落ちた鉄製梁が近くにいた富山県砺波市、トラック運転手、松崎瑞生さん(22)の腰に当たった。松崎さんは重傷を負い、13日未明に出血性ショックで死亡した。

県警小諸署によると、梁は長さ約6.3m、重さ約1.5ton。別の作業員がクレーンで資材を降ろす作業をし、松崎さんはトラック脇で資材を固定するワイヤの片付けをしていたという。同署が詳しい状況を調べている。2018/2/13 産経

建築現場での資材の荷降ろし時の事故は、全体の事故の中でも多い方である。原因は種々あるが、一つには運転手がその現場にあまり慣れていない、という事がある。今回亡くなった運転手はどうであったのだろう。未だうら若き運転手は現場では歓迎されていたと思うが、年齢からはベテランではない。まして当現場に不慣れであったら、なおさら安全管理上は最も重視すべき作業なのである。

その他の原因は、運搬トラックに積まれた資材を固定することを「台付け」と言うが「台付け」は工場でなされ、荷降ろしは現場の「玉掛け」技能者が行う。今回は「台付け」は鉄骨ファブリケーター、「玉掛け」は現場の鳶工である。両者はおそらく面識は無い。「台付け」は重量オーバーにならないすれすれまで積もうとする。しかしその荷降ろし作業は出来るだけ早くしたい。

この両方は「安全」」に関して極めて負の要因である。前者は「コスト」上から、後者は「コスト」「工期」からの必然であるが、安全とは相反するのである。つまり「悪条件」が重なっているのである。これはかなり厳しい。
現場では朝の打合せ時に今日の作業内容、そして注意事項について話し合われる。最初にゼネコン側から説明があり、更に職種ごとに「TBM:ツールボックス(道具入れのキャビン)ミーティング」と称する打合せを行う。この時「KYK:危険予知訓練」として、作業上での危険事態を想像するのである。

しかしながら運転手がこの朝の諸打ち合わせに参加することはまずない。運転手は現場の指示の場所にトラックを駐車するだけである。後は鳶工が荷降ろしをするから、運転手の仕事は「納品書の手渡し」「台付けワイヤーの片づけ」なのであろう。

建築(土木も)現場は「3K:危険、汚い、きつい」の内、汚いはかなり改善されてきた。きつい作業も大きい現場等ではプレファブや機械化、ロボットなど合理化工法が進められている。しかしながら「危険」については漸減しているのだけれども、限界にきている感じである。

女性の建設業への進出は今後も大いに期待されるところである。マンションの仕上げ検査は女性の方が向いているかもしれない。存在自体で現場内が明るくなるし、実際、他の作業員の服装が奇麗になった。きつい作業を女性にも出来るようにする、というのは重要な技術開発テーマなのである。
亡くなられた方のご冥福をお祈りする。

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奨学金破産、過去5年で延べ1万5千人-親子連鎖広がる [エッセイ]

国の奨学金を返せず自己破産するケースが、借りた本人だけでなく親族にも広がっている。過去5年間の自己破産は延べ1万5千人で、半分近くが親や親戚ら保証人だった。奨学金制度を担う日本学生支援機構などが初めて朝日新聞に明らかにした。無担保・無審査で借りた奨学金が重荷となり、破産の連鎖を招いている。

機構は2004年度に日本育英会から改組した独立行政法人で、大学などへの進学時に奨学金を貸与する。担保や審査はなく、卒業から20年以内に分割で返す。借りる人は連帯保証人(父母のどちらか)と保証人(4親等以内)を立てる「人的保証」か、保証機関に保証料を払う「機関保証」を選ぶ。機関保証の場合、保証料が奨学金から差し引かれる。16年度末現在、410万人が返している。

機構などによると、奨学金にからむ自己破産は16年度までの5年間で延べ1万5338人。内訳は本人が8108人(うち保証機関分が475人)で、連帯保証人と保証人が計7230人だった。国内の自己破産が減る中、奨学金関連は3千人前後が続いており、16年度は最多の3451人と5年前より13%増えた。2018/2/12 朝日

この報道に接し筆者は俄かには信じられなかった。奨学金と言っても多寡が知れてるので、まさか自己破産するとは思えないからである。それも保証人の親にも広がっている、というのはなおさらである。筆者が漠然と思っていた奨学金は年間数十万円程度だったからである。

早速日本学生支援機構のHPを調べてみると、奨学金は
1.無利息
2.利息有り
3.入学時の特別増額
と在って、学部生の無利息の場合は最大6万4000円、利息有りだと12万円、特別増額だと50万円であった。

無利息の場合には成績(と経済状況)の選考が厳しいから、多分自己破産した今回のケースは少ないのであろう。従って「無審査で借りた奨学金」の利息有りのケースだと、4年間で特別増額も入れると最大626万円となる。返済期間は31年で返済金利が今は0.23%となる。大体毎月19000円位の返済である。きついと言えばきついが、大卒で正社員になれば払えない金額ではない。

仮に毎月19000円位の返済として、その返済が滞るは正規社員になれず、アルバイト程度の時給しか収入が無い場合が先ず考えられる。この3年くらいは求人倍率が改善されているから、職業を選ばなければ、正規社員になれるのである。自己破産するくらいなら、たとえ希望ではない職に就いた方がよさそうに思うがどうであろう。

他に自己破産として考えられるのは、親が生活保護世帯(資産が無い)で奨学金を受けた本人も自己破産も構わない思っている場合である。すこし「差別的」記述になってしまったが、日本学生支援機構は自己破産の理由を「立ち入って調査できず分からない」ことから明らかにしていないので仕方がない。

収入が少ない場合の減免や返済猶予等の救済措置があるにもかかわらず、この様な報道結果だけを見ると筆者には情報不足感が否めない。「立ち入って調査できず分からない」ではなく、もっと詳細な調査が必要と思うのである。でなければ問題提起だけで、何ら解決にはならない。これは報道機関に求めても仕方がないから文部科学省(厚生省か?)の責務である。

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不気味な渦巻き模様-3400光年離れた恒星の最期 [エッセイ]

遠い宇宙の暗闇に浮かび上がった不気味な赤い渦巻きは、地球から約3400光年先にある「ペガスス座LL星」の赤色巨星から放出されたガスをアルマ望遠鏡でとらえたものだ。赤色巨星とは、太陽に比較的近い質量を持つ恒星が年老いて最期を迎える前に大きく膨らんだ状態をいう。ペガスス座LL星の場合、直径は太陽の200倍以上に達している。

渦巻きの中心は1つの星に見えるが、実は赤色巨星と別の恒星との連星で、互いに相手の周りを回っている。ガスを放出しているのは赤色巨星だけなので、このような渦巻き模様となったわけだ。2018/2/12 産経

不気味な渦巻き模様.jpg

不気味な渦巻き模様

筆者には天体観測や天文学は全く知識が無い。天体観測は専用の望遠鏡は高いから、多分親が趣味でなければ子供は興味を持たないであろう。筆者の場合はそうで、だから星座の名前は幾つか知ってはいるが、星を見ても見付けることは出来ない。近眼になったので、星の数は減ったから余計星座は分からない。

地方の大学に行った時に、下宿への帰り道に夜空を見上げると星の数が多く見えた。地方だから道幅も広く、又、住宅が多いから空が広がって見えたのと、街灯など証明が少なかったことが理由であろう。遠く家元を離れて一人暮らしをしていたから、夜空を見上げて少し感傷的になっていたのかもしれない。
報道された恒星の最後は3400年前に消えた事実である。現実に見えているのに、それは3400年掛ってたどり着いた光なのだ、と頭では理解できてもなかなか主観では納得できない。しかし太陽がこの恒星と同じ運命になるとしたら、天体観測と言うのは太陽系、地球の未来を見ていることである。勿論太陽系が3400年後に爆発する、という事では無いが地球が出来て65億年だったか、やがて何億年か先にはやはり同じ運命をたどるのであろう。

尤も地球については、大きな隕石が衝突するとか、核戦争が起こるとか、温暖化が進んで台風が増えたり、大雪になる気候変動や、逆に数万年周期の氷河期になって食料が無くなるとかが考えられる。太陽の爆発の前に地球の爆発や、人類が滅びることはありうるのだろう。

宇宙物理学の天才、ホーキング博士は上記の理由で、人類は後100年で滅亡すると言う。ホーキング博士は理論物理学であったが、宇宙物理学で著名となった。その著書は世界的なベストセラーとなったので有名になったのだが、気候変動や人口増加、食糧危機等は専門ではない。頭脳が明晰だから、他の分野のことでも理解しているのだろうか。それとも「事実を集める」「事実から法則性を見出す」「法則から仮説を立てる」「仮設を実証する」という科学的な考え方の思考からの主張なのか。

報道から筆者はつい悲観的な文章を綴ってしまったが、逆にこの報道で天体観測に興味を持つ人もいるのだろう。「天文宇宙検定」という資格があるらしい。

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堂島大橋、封鎖-12日から2年間、車道通行止め [建設関連ニュース]

大阪市は中之島の西部・堂島川に架かる鉄橋「堂島大橋」(橋長約76m)を12日深夜から約2年間、車道を通行止めにして大規模な改良工事を実施する。太平洋戦争末期の大阪大空襲にも耐えたが、架橋から90年が過ぎて老朽化が著しい。地盤沈下などの影響で桁下の空間が狭くなり船の航行に支障をきたしており、床板や床組みなどを全面的に交換して長寿命化を図る。幹線道路を長期間通行止めにして改修する異例の工事となる。

大阪市などによると、幹線道路のあみだ池筋に架かる堂島大橋は、明治時代初期にできた木製の橋が始まり。1927年に鉄橋に架け替えられた。周辺の地盤が軟弱のため、基礎工事で地下25mまで掘り下げ、くい900本を打ち込む難工事だったという。2018/2/9  毎日新聞

通行止めにして改良工事を行う「堂島大橋」.jpg

通行止めにして改良工事を行う「堂島大橋」

堂島川がどの程度の交通量があるのか、筆者は大阪に出張では度々訪れていたが全く分からない。グーグルマップを見ると幹線道路ではないが、堂島川を渡るのに堂島大橋が使えなくなると、約300~400m迂回することとななる。流石に歩行者や自転車、車椅子は通行できような施工法にはする様だ。

一般的には橋の架け替え(大規模改修)にはすぐ脇に仮設道路を作り、車両動線を確保して行うか、橋の幅がある場合には、半分ずつ改修する方法もある。今回はどちらも実施が難しいと判断された。前者は仮設道路の為の用地が確保できなかった。後者は通交による振動が品質管理上など障害になるようだ。

さてこの「堂島大橋」であるが、築後90年とあるから歴史的工作物である。Wikiの写真では歴史を経てきたもの独特の風格がある。古いものは一律残すのはどうかと思うが、当時の最高の技術がみられるものや、文化を伝える装飾などからは確かに建替えではなく、改修するのが良いと思える。

グーグルマップのストリートビューを見ると、アーチは梁成が1500㎜位でリベットによって組みたてられている。橋の床を吊っている部材はアングルで構成され、やはりリベットで組み立てられている。リベットとはボルトの機能を持つ接合材であるが、普通ボルトの場合、どうしても穴とボルトには隙間が出来てしまうので、ボルト群は一様に各ボルトの耐力が発揮できない。

そこでリベットが考えだされた。半円球の頭をもつボルトを熱して、それを鍛冶工がボルト孔に射しこみ、相方が半円球のメス型の冶具で叩き、ボルトのあたまに成形していく。当然「鉄は熱いうちに打て」だから、現場の小型の炉で熱したリベットをペンチ鉄はさんで、数十メートル離れた鍛冶工に投げるのである。熱い鉄はボルト孔を充填されるから隙間は無くなることになって、ボルト群は一様に応力分担できるのである。

今ではリベットの様な危ない施工を必要とするものは無くなり、高力ボルトに置き換わった。高力ボルトはボルトの軸のせん断で応力を受けるのではなく、接合部材を強く密着させて、摩擦力で滑らないようにしている。その為、ボルト群は一様に応力分担出来るのである。

しかしその管理にも気を付ける必要があって、例えば高力ボルトに張力を与えるが、その為には所定のトルクが必要であり、その為のトルク管理と、又、ナットと座がねの摩擦係数が一定でないと、幾らトルク管理しても張力はバラつく。又、一つの接合部に多くのボルトが配置されている場合には、仮締め、本締めは勿論、内側から外側に締めていくこと等が注意点である。

つい専門的なことを書いてしまったが、「堂島大橋」のように改修する必要のある橋は全国で多い。国土交通省の5年前の資料では70万あるそうで、築後50年の橋は18%、20年後には50%となるそうだ。2020年以降、公共工事の過半は改修工事になるであろう。

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高さ350mの木造建築-住友林業構想 [建築計画]

住友林業は8日、平成53年を目標に高さ350mの木造の超高層建築物を建設する構想を発表した。東京・丸の内に建てることを想定し、総工費は約6000億円。建築物の木造化による環境都市づくりを目指す。これほど高い木造建築物は現在、世界的にも見当たらないという。

地上70階建てで、延べ床面積は45万5000平方メートル。店舗のほか、オフィス、ホテル、住宅の入居を見込む。住友林業の手掛ける一戸建て住宅の8000棟分に当たる18万5000立方メートルの木材を使う。一部に鋼材を利用するが、ほとんどは木材で造る。2018/2/8 産経

高さ350メートルの木造超高層建築物のイメージ.jpg

高さ350mの木造超高層建築物のイメージ 

350mの木造超高層ビルを建てる、というのは中々インパクトのある記事である。350mとしたのは住友林業の創立350年にちなんで目標設定されたものである。30年前のバブルの時には高さ1000mの超高層ビルの構想をゼネコン各社が発表したことを思い出した。

木造の超高層ビルと言うのは一つのアイデアである。超高層ビルが沢山建っている新宿等を形容するのに、超高層ビルが「林立」している、と使われるが、この林立はそもそも高木のことだからである。イメージ写真のような外観の超高層ビルが沢山建ったら、本当の「林立」である。

確かに今の(超)高層ビルは殆どがガラスカーテンウォールで、デザインは各々少しずつ違うのだが、総じて無機質の「似たようなもの」である。中には4面を変えたり、上下階で変化させる、という様な「凝った」デザインもあるが、何しろテクスチュアはガラスやアルミなどだから所詮は強烈な個性は望めない。筆者には強烈な個性を感じるのはコクーンタワーだけである。従ってもし高さ350mの木造超高層建築物が出来たならば、それは強烈な個性と言えるのだろう。

建設に関わる企業が未来都市を語るのは営業的にも、又、自社に優秀な新人を呼び込むにも有効な一つの手段であろう。しかしながら少し気になることがある。先ず、平成53年を目標としていることであり、なんと23年後の目標である。23年と言うのは今年生まれた赤ちゃんが大学を出る年月である。筆者にとっては長寿の目標になるくらいである。

中期計画が3から5年であるから、普通長期計画と言うのは10年後である。民法上「長く保障する」とはやはり10年のことで、23年後に350周年だから仕方がないのだろうが、あまりに先のことではないだろうか。23年間のマスタースケジュールが出来ているのだろうか。色々な問題があるだろうが、先ずは技術的問題に限って言えば、20年もかけて技術開発するのだろうか。

住友林業のHPに掲載されているが、構造的には「木材比率9割の木鋼ハイブリッド構造」である。「木材比率」の定義が多分あるのだろうが、おそらく、例えば柱の断面積の割合だろう。例えば1m角の柱で鉄骨は30㎝×30㎝分入っている、という事なのだろう。鉄骨と木材の強度は10:1くらいだから、構造的には木材と鋼材が半々分担している、という事なのだろうか?

ハイブリッド構造の代表は鉄筋コンクリートであるが、今ではコンクリート強度はFc200N/mm2くらいまでが実用化されている。流石に350mのRC造は未だないが、CFTであれば今の技術で可能であろう。多分コンクリートの方が木材よりかなり安いから、木造超高層建築物にはコストアップに見合う「付加価値」が必要である。

外観だけであれば、耐久性のある木材処理の技術があれば外装材となりうる。内装材では不燃処理技術が必要なのだが、今でも防火区画をすれば生材でも使えるから、実際、内装で木材を多く使っている建物は多い。

部材として使われる木の細胞は死んでいるから、酸素を出すことは無いし、CO2を吸いこむことも無い。と、ここまで考えて少し悪口を言い過ぎたことに気がついた。日本は世界の中で森林大国である。しかし木材使用量は建築に関しても、例えば構造材などは少ない。日本の森林を守るためにも、もっと国産材を使う努力が必要なのである。

木を育てるには50年、100年の年月が必要である。筆者の時間スケールでこの記事を解釈してはいけないのだろう。

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井山裕太七冠、国際棋戦Vおあずけ [エッセイ]

囲碁の国内七大タイトルを独占する井山裕太十段(28)が挑む国際棋戦「第22回LG杯朝鮮日報棋王戦」の決勝三番勝負第3局が8日、東京都千代田区の日本棋院で行われ、中国の新鋭、謝爾豪(しゃ・じごう)五段(19)が226手までで白番中押し勝ちし、対戦成績2勝1敗で初優勝した。井山十段は第1局(5日)を逆転負け、第2局(7日)は最も差の小さい半目差で逆転勝ちして、第3局に臨んでいた。持ち時間が長く本戦16人以上で戦う主要な国際棋戦での初優勝はならなかった。2018/2/8 産経

筆者が碁を覚えたのは大学1年の時で、大学の休みに帰郷した時に何時も父に習った。将棋は駒の動かし方は覚えたのが小学生の頃だから、囲碁は遅かった。将棋は相手の王様を詰めれば勝ち、という分かり易いルールなので、駒の動かし方さえ覚えれば指すことができる。しかし囲碁の場合は死活と地を囲うという2つのことを関連して覚えるのに少しハードルがある。

将棋もそうであるが、囲碁も基本的にはどの様に打っても構わない。しかし自分の好きなように打つにはやはりある程度の棋力が無ければ、それこそ猫がピアノを弾くようなものとなる。先ず基本的な布石を覚え、中盤では石がぶつかるから死活問題も出るので「定石」も覚えた方が良い。「寄せ」については「先手」を続けて寄せていけば、それ程ひどいことにはならない。

筆者にはとても無理であるが「自由に打つ」代表は武宮正樹である。通常、地を囲うには隅が合理的である。それに対し武宮は「宇宙流」と言われる中央の地を囲うのである。隅を囲うのが合理的と言ったのは「目をもつ:目が2つあること」には隅では最小6つの石が必要で、辺では8つ、中央では10個となるからである。

武宮のファンはおそらく隅の地を囲う相手に対して、悠々と厚みをとって打ち進め、いつの間にか真ん中に大きな地が出来る、武宮の技に感嘆するのである。筆者もそうである。地を先行して取っていく(実利主義)棋譜を並べても面白くないが、武宮の棋譜(理想主義)を並べるのは楽しい。

最近の囲碁は中国、韓国のプロに日本勢は劣勢である。正確には20年前から日本の棋士は勝てなくなっていた。20年前までは中国、韓国には未だ囲碁のプロはいなかったのだが、日本は年収1億円以上棋士も誕生するくらい、囲碁ファン、スポンサー、組織が出来ていたのである。囲碁の先進国日本は、中国、韓国に教えに行ったりしているうちに追い越されてしまった。

囲碁は今やAIに学んでいるのだが、国際棋戦では大石の死活で勝負が決まる碁が多い。つまり布石が未だ終わらないくらいで、石がぶつかりあって戦いが始まり、それがそのまま続いてどちらかの大石が死んで決着となる。派手と言えばそうであるが、これは筆者に言わせれば「囲碁」ではない。

最も故加藤正夫名誉王座も「殺し屋加藤」の異名があった。加藤の碁は序盤からの戦いではなく、中盤で相手の薄みをついて殺しにかかるというスタイルで、「しのぎ」と「取り物」の勝負は人気があった。

井山7冠は既に日本の囲碁史上に名前が残る棋士である。信条は「自分の好きな所に石を打つ」だそうだ。今回は敗れたが、もしこの規模での世界戦に勝てば日本の囲碁界は劇的に代わるかもしれない。囲碁ファンも、棋士を目指す子供にも、スポンサーにも大きな影響を与えるであろう。

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台湾東部のM6地震-死者4(6)人に [大地震対策]

台湾の中央気象局によると、6日午後11時(日本時間7日午前零時)50分ごろ、東部・花蓮県沖約18kmを震源とする地震が発生、同県花蓮市など各地で大きな揺れを観測した。地震の規模はマグニチュード6.0、震源の深さは約10km。

行政院(内閣に相当)によると、花蓮市内のホテルなど4棟が傾くなどの被害を受け、7日午後1時半現在、4人が死亡、負傷者は243人。日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会によると、この地震で邦人9人が病院に搬送され、うち2人が負傷しているという。2018/2/7 産経

6日深夜の地震で下層部が崩れた住居兼ホテル.jpg

台湾東部花蓮市で傾いたビル

6日深夜の地震で下層部が崩れた住居兼ホテル(地震前).jpg

同上の震災前(Googlemap)

台湾で発生した地震はマグニチュードが6.0と小さいが、海洋型の地震と違い台湾東部・花蓮県沖約18kmと近いことから、ほぼ直下型地震となって大きな被害をもたらした。マグニチュードと震度の関係は伝搬経路や表層地盤等によって大きく異なるので、明確ではない。

大きく傾いた建物は12階建であったが、この写真を見ると、地上部分は8階しかない。つまり4階分は倒壊している可能性が高いが、地面に沈んでいるようにも見える。基礎がしっかりしていればこの様な被害状況にはならないと思える。

筆者は台北には仕事で何度も訪れていて地盤もある程度知っているが、湾東部・花蓮県については全く知らない。しかし海岸に近く、直ぐ脇には運河があり、標高は低いのだろう。従って地盤は台北と同じく、緩い砂質系ではないかと思われる。その場合には今回の地震によって地盤の液状化が生じる可能性があり、建物被害に及んだ可能性は考えられる。

被害建物の基礎構造がどうなのかは分からないが、普通は杭基礎であり、もしかしたら地下室があれば「フローティング基礎」も考えられる。台湾(主要都市だけかもしれないが)ではある程度の規模以上では地下室を作ることを義務づけられているからである。なお地下室は駐車場に使い、非常時のシェルターである。

仮に「フローティング基礎」であった場合、液状化すると支持力は極端に減少するから、地下室もろとも建て物は沈下することはあり得るだろうが、その場合、地上4階分も沈下すれば、建物の周りには埋まった分の堆積分の土が溢れているはずである。しかし写真からはその様な地盤の隆起は見られない。

或いは地下室があればその空間に4階分のコンクリートや仕上げ材などが充填されているのかもしれない。つまり地上4階部分全てが「層破壊」してつぶれているのである。地下室の階高が5mくらいあれば4階分の「層破壊」した建物部材は充填されるであろう。

地盤が液状化すると建物に入力する地震力は少なくなるから「層破壊」はしないかもしれない。しかし地盤が軟らかいと液状化するまでは地震動は増幅するから、最も厳しい地震力を受ける1階が層破壊し、その上に11階の建物が落ちてきて2階がつぶれ、3階、4階とつぶれていった「パンケーキ破壊」だったのであろうか?

最も沈んでいるのは建物の隅部で、おそらくこの建物のデザインで最も優先されたところであろう。この部分にはおそらく主要な柱は無いのである。杭基礎構造としても、この部分の杭はおそらく強くないものであった、と思える。

それにしても4階分が無くなって見えるような地震被害は、筆者には初めてである。

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メインローターが空中分解か-飛行前に初めて部品交換 [エッセイ]

佐賀県神埼市の住宅に墜落した陸上自衛隊のAH64D戦闘ヘリコプターが、飛行前に4枚の羽根をつなぐ部品メインローター(主回転翼)ヘッドを初めて交換していたことが6日、分かった。メインローターは上空でばらばらになったとみられ、機体部品は広範囲にわたり散乱していた。陸自は整備不良が原因となった可能性もあるとみて、点検の経緯を詳しく調べる。

メインローターが分離する事故は極めて異例。国土交通省航空局は、民間機で同様の事故は把握していないとしている。陸自と県警は業務上過失致死と航空危険行為処罰法違反の容疑で現場検証を実施し、機体からフライトレコーダー(飛行記録装置)を回収した。

この事故で副操縦士の高山啓希1等陸曹(26)が死亡。全身を強く打ったことによる外傷性ショックが死因だった。また行方不明だった機長の操縦士、斉藤謙一2等陸佐(43)の遺体が機体下から見つかった。墜落で炎上した住宅に住む川口貴士さんの長女(11)も軽傷を負った。2018/2/7 産経

AH64D戦闘ヘリコプター.jpg

AH64D戦闘ヘリコプター(wiki)

AH64D戦闘ヘリコプターは通称「アパッチ・ロングボウ」と呼ばれる世界最強の戦闘能力を持つヘリコプターらしい。戦争物の映画にも登場しており、主人公を追いかけて画面の下から急に容姿を現すシーンは迫力があった。この様に書くと筆者が戦争物の映画ファンに思われてしまうが、実際はテレビで過去の映画を見ているだけである。

従ってこの報道に接し筆者が関心を持ったのはアパッチの戦闘能力ではなくて、墜落の原因がどうもプロペラ(ブリード)が外れたようなのである。プロペラ4枚のうち1枚が外れれば忽ちヘリコプターは制御不能になって墜落する。飛行機であれば翼があるから、エンジンが全て停止しても飛行高度の数倍は滑空できるのとは大違いである。

その様な、おそらくヘリコプターで最も重要な部分であるプロペラの接合部が欠陥であったとしたら、設計か整備か、或いは新規調達した部品のどれかがおかしいのである。AH64Dは開発され実働してから30年になるから、設計のミスではないのだろう。ただし「安全率」についてはどうであったのか?

詳しい報道が無いからこれからは全くの推定である。プロペラを留めているいるのは、「リベット」もありうるだろうが「ボルト」が普通である。ボルトは当然ながら高強度のものであり、例えばJIS製品の様な標準品ではあるまい。特注の少量生産したものであろう。従ってその品質管理は極めて重要だろうが、実際はどうであったのか、を調べる必要がある。

プロペラを留めるボルトには大きな振動が加わると考えられるから、ボルトは緩んではいけない。建築の場合もボルトの緩みは問題だから、通常は「高力ボルト」を用いて、ボルトに引張力を入れている。常にボルトに引張り力が入っていれば、ナットは緩むことは無いが、その為にはボルトをどのくらいの力で締め付ける(トルク値)か、が施工上の管理ポイントとなる。

ナットと座金との摩擦力が大きいと、締めたつもりでも十分な張力はボルトに導入されない。そうなるとプロペラの振動でボルトが緩む原因となる。ナットと座金との摩擦力が殆どないと同じ締め付け力であっても、今度はボルトの多くの張力が導入されてしまう。もしあまりに過大な張力が導入されると、プロペラが回転してボルトにせん断力が生じるので「張力とせん断力」の2つの力を同時に受けることになり、破断することも考えられる。

ナットと座金との摩擦力はボルトの製造の問題であるが、単純に今回の整備でボルトを締め付ける作業手順において、締め付ける力(トルク値)を間違えた事もありうるだろう。建築の高力ボルトは「高力」故にあまり安全率は高くなく、又、軟鋼の様な「のびしろ」は無いから突然破断する。今回のボルトの材質はどうか。

以上、全く見当違いな考察かもしれないが、なにしろヘリコプターのプロペラの接合部が原因とすれば、やはり設計で十分な「安全率」が確保されていなかった、と筆者は思う。例えば建築では過去の大地震の教訓から、鉄骨造のブレース(アングル鋼など)の接合部の設計は、ブレースの母材より強くしなければならない。

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