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暑いこの頃の散歩はチワワも辛いようだ [ペット]

3歳児が気温38度で歩道を散歩すると、30分で熱中症になるという、シミュレーション結果を名古屋工業大と東北大などの研究チームが29日までにまとめた。運動量と活動場所を関連づけ、熱中症のリスクを定量的に評価する仕組みはこれまでなかった。

熱中症の目安は1度の体温上昇で、さらに体重の2%の発汗量で初期の脱水症状とされる。気温38度の歩道では、3歳児は30分、成人は50分の散歩で体温が1度上がり、3歳児は45分で初期の脱水症状になる。

34度だと、3歳児は50分で1度上がった一方、成人は1時間でも0.6度の上昇にとどまった。路面からの照り返しで、地表近くになるほど温度が上がるため、身長の低い幼児と成人では差がついたと考えられる。

家のチワワは朝夕2回散歩に連れて行っている。筆者の役目である。梅雨が明ける前までは気にならなかったが、最近は朝7時でも日差しが強く感じられる。何時も7時15分にチワワを連れ出すが、チワワは用たしをするとすぐ帰りたがる。

しかしチワワにとって運動も大事なので、約400m散歩して帰宅する。これは筆者の運動のため、と言うと暑い中動物虐待と言われるかもしれないが、これは違う。筆者はちゃんと別に運動をしている。

流石に夕方になると、6時半に散歩しているのだが、道路がまだ熱いのが分かる。上述の3歳児が熱中症になりやすい記事にもあるように、ましてチワワである。脚の実長は約15cmで、当然ながら裸足なのである。だから夕方はすぐ近くで用たしし、チワワが帰りたがるのに任せてすぐ帰っている。

道路の舗装には「透水性舗装」がある。雨水を地盤に浸透させるためのもので、更に空隙が大きく蓄熱性が小さいため、都心部のヒートアイランド現象の緩和に効果がある、という。ただし車の通行にたいし耐摩耗性は劣るのだが、大型車が通らない住宅街の道路舗装として一考すべきであると思う。

























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大谷石の話 [エッセイ]

今朝の番組で、栃木県宇都宮市の大谷石の採石場後の洞窟が紹介された。洞窟は地下深さが20mもあるので1年中気温は15度で変わらない。夏場にはヒンヤリとしていて、鍾乳洞などと同じ観光スポットになる。

大谷石は軽くて石質が柔らかいため加工が容易であり、石塀・門柱・敷石・石垣・擁壁などに広く利用されている。大谷石を外壁や内部に使った建物としては、東京都千代田区内幸町に建った、フランク・ロイド・ライト設計の帝国ホテルライト館が有名である。竣工後関東大震災が発生したが、軽微な損傷を受けただけであった。

番組では大谷石の加工性の良さを生かして、様々な生活用品を作っていることを紹介していた。生け花の鉢や食器などで、素人に自分の作品を作らせる体験もさせていた。大谷石は多孔質だから、食器にはどうかとも思うが、本人が気に入ればそれも良い。

筆者には大谷石は苦労した思い出がある。宇都宮市では地下室を作るために掘削すると、大谷石が出てくるのである。幾ら加工がし易いとはいえ、掘削するとなると大変なのである。

先ず、「山留壁」としてH形鋼を2m間隔に地中に設置する。普通の地盤であれば、アースオーガーという機械を使うのだが、相手が大谷石ではオーガーは使えなかった(今ではロックオーガーがある)。施工速度は遅いが、ボーリングマシンで大谷石をくり抜いてH鋼を入れた。

掘削するのは、パワーショベルでは歯が立たず、解体用の重機を入れて割りながら取り除いた。振動、騒音でたぶん近隣対策は苦したと思う。又、約定工期を守るのも現場の必死の努力があった。

ようやく完成した時に現場の所長の発案で、大谷石層に挟まれた粘土を使って、地元の陶芸家に「ぐい飲み」の製作を頼み関係者に配った。筆者も1つ頂戴した。小さな箱に入ったぐい飲みは今でもしまってある。

























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東京都の道路整備はまだまだ遅れている [建設関連ニュース]

今日は実家に顔見せに行ったのだが、車で東京を横断するのは大変なことである。60kmの距離なのだが、朝7時に家を出て実家に着いたのは11時であった。なんと4時間も掛ってしまった。環状7号線を通って行ったのだが、仕事と行楽の車が走っており、しかも途中では橋の架け替え工事のため片側2車線を1車線にしていて、渋滞となっていた。

首都高を使った方が多分早いと思うのだが、首都高は造られたのが50年前で、路側帯がなく(狭いのである)カーブはきつい。又、進入のための助走路は無くて、日頃運転していない筆者には自信がないので、仕方なく下道を利用しているのである。

実家に着いて暫し休んで、一緒に昼食を食べに行き、戻ってから又お喋りをして、2時にはお暇することにした。滞在時間3時間、本当はもう少しお喋りをしたかったのだが、帰りの渋滞を恐れたのである。しかしながら、帰りも結局同じであった。家にたどり着いたのは6時で、丁度同じく4時間掛った。息子は今朝の車に懲りて電車で帰り、2時間で着いていた。

偶に行くので、それなりのお土産等持っていき、又、実家からのお土産も貰うので、やはり車が便利なのである。交通費も車を持っている前提であれば、ガソリン代は3人の電車代の1/4なのも理由である。しかし一日8時間の運転は限界である。外環道の整備は少しずつ進んではいるが、進捗を期待したい。

























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山手線支柱倒壊事故のハード、ソフトともに原因 [建設関連ニュース]

2015年4月12日午前6時過ぎに、東京都千代田区のJR山手線神田―秋葉原駅間で、架線を支える柱が倒れ、線路に接触する事故が発生した。倒れた柱の先端が山手線のレールに触れ、撤去作業のため同線と京浜東北線の一部区間が9時間以上にわたって不通となった。

運輸安全委員会は28日、支柱を支えるワイヤが誤った場所に取り付けられていたことや、事前に整備担当者らが傾きに気付いていたにも係らず、必要な措置がとられなかったことが原因と報告した。報告書によると、JR側が支柱の基礎部分の強度を誤って計算したため、支柱を支えるワイヤが本来よりも1.9m高い位置に取り付けられてしまい、通常よりも倒れやすい状態になっていた。7/28 読売

1年以上前の事故であるが、今日の報道を見て思い出した。支柱の転倒に伴い、基礎が露呈している写真が印象に残っていたのである。1964年の新潟地震で、地盤の液状化により4階建ての集合住宅が転倒し、基礎が露出したのと同じであったからである。

しかし地盤の液状化については、地震力によって自然地盤の複雑な土粒子構造がせん断抵抗力を失う、という難しい現象である。一方、支柱の基礎は人工地盤(鉄筋コンクリート構造)に支持されているもので、写真を見ると人工地盤の上に敷かれた砂利の上に置かれていた。

又、「支柱を支えるワイヤが本来よりも1.9m高い位置に取り付けられた」とあるが、隣の支柱を補強するワイヤのことで、確かに高く取り付ければ転倒モーメントは大きくなる。簡単な力学問題である。何故、基礎を人工地盤そのものに結合しなかったのだろう。

さらに基本的問題であるが、事故が起こった前日に支柱の傾斜に気が付いていたが、JR内で検討されなかったようだ。システムにはハードとソフトがあるが、必ずソフトという人間が関係する計測・監視体制が安全維持のためには必要である。今回の事故はハード、ソフトともに原因があった。事故とはそうしたものであるが、世界に冠たる日本の鉄道技術の信頼性が大きく損なわれた。

























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ホームセンターが近くにあるという事 [エッセイ]

家から歩いて10分(前の家からも車で5分)の所に、まずまずの大きさのホームセンターがある。平屋建てなのだが半分は家具売り場で、終の住処の主な家具はここで購入した。残りの面積は生活用雑貨売り場で、外に植木関係の売り場がある。建材や自転車も置いてある。

このホームセンターが移転するという噂を聞いて、これは困ったと思った。敷地が計画道路に掛っていて、主要道路を横断する計画なのである。確かに新しい道路が出来れば、偶に利用している、幹線道路と平行している道路へは少し行きづらかった。これが出来れば便利になるだろう。

しかし確かめてみると、移転先は家に近くなっていた。今度は歩いて5分である。前と同じ幹線道路に面して、或る会社の広い運動場があって、そこに移転することになっていた。今年の12月開店を目指して建設工事が進んでいる。今度は地下1階、地上4階だそうで、売り場面積は2.5倍になる。駐車場は今までは広い屋外駐車であったが、今度は屋内が主となる。

ホームセンターなるものが目に付き始めたのは、記憶がはっきりしないが、1980年代ではないだろうか。それまでは建材等は、木材店か金物屋、或いは神社の境内で毎年開かれる「市」しかなかったような覚えがある。

「市」には食器や衣類なども売っていた。又、子供にとっては屋台が出るので、お菓子などを親にねだったものである。そういえば「市」は今もあるのだろうか?「蚤の市」はフリーマーケットになってしまったのだろうか?

筆者は建築屋なので、ホームセンターの建材のコーナーは見飽きることはない。1時間以上細かく、各棚に陳列されている品々を見ていく。メガネの縁を取り付けるネジ(直径1mmもない)があると安心したりする。木材の価格がどんどん高くなり、特に国産材は顕著なのが残念である。今や無垢材は希少であって、DIYで使えるのは集成材しかない。

筆者にとって棚程度は自分で作るので、ホームセンターは暇つぶしだけでなく実用なのである。しかし、年金生活となって時間が出来ると、今日は何をするかと考えて、何も浮かばない時にはホームセンターは格好の暇つぶしになる。

買うわけではないが、新しい製品(部品)などを発見するのは楽しい。何より歩くことになり、健康のため1日1万歩とか言われているが、階段を使うのは更に良い。ただ歩くより売り場を見ながら歩くのは楽しい。ゴルフ(これは楽しく歩くスポーツである)にはお金が掛るが、ホームセンターなら不要である。

























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住宅の雨水浸透枡から環境問題を考える [建築設備]

終の住処の外構工事の際に、雨樋からの雨水の排水は当然、前面道路に設置されている雨水用の下水に繋げる。しかし敷地内の排水管は途中で枡が幾つか作られた。工務店に尋ねると雨水浸透枡であり、この材料は市から無償提供されるのだそうだ。
雨水浸透枡3.jpg
浸透枡だけではなく、枡及び排水管の下に敷く砂利も提供される。砂利を敷くのは出来るだけ地盤中に雨水を浸透させるためである。筆者は勤務していたころ、地域によってはこのような雨水浸透のための設備を行う事は知っていたが、まさか一般住宅でもこのような事が行われていたとは知らなかった。

浸透枡の目的は雨水の河川への流入速度を緩和し、突発的豪雨等による局地的増水氾濫を防止することである(都市型水害の軽減)。一般に下水の排水能力は毎時100㎜の豪雨に対して冠水しないように設計されている。毎時100㎜は日本の地域にもよるが、50年に一度の豪雨である。

又、地盤中に雨水を吸わせることは、都市中央部だけでなく、今や郊外の住宅地にも道路は舗装され、住戸の庭が車庫のためコンクリートで覆われていることから、夏のヒートアイランド現象を引き起こしている。このヒートアイランドに対しても有効と考えられる。地盤中の水分が蒸発して気化熱を奪うからである。

更に、一般下水と雨水下水が分けられていない地域では、一般下水のための下水処理場の処理能力を超えることを防ぐためである。これが現実的には最も効果が高い。なお雨水専用下水は河川に放流されるが、道路等汚れを流しての雨水であるから河川の汚染となる。河川への流入を低減出来れば、汚染対策にもなる。

この他に、地盤中に雨水を浸透させることを「地下水涵養」と言うが、地形によっては地下水が浸み出して湧水となり、小さな川を作る。自然の河川は環境的には生物多様性から望ましい。近くにホタルやカエルが生息することは自然が守られている証しである。

環境保護推進運動に「世界を考え、地域で実践する」というスローガンがある。住宅の雨水浸透枡の設置は小さな環境保護であるが、総ての住宅がそうなれば効果は大きい。

























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ブロック塀の構造基準、ご自宅は大丈夫? [大地震対策]

近所で新築している工事は建物がほぼ完成し、外構工事になっている。外構の塀はブロック塀で高さが1.8mある。最近はブロックを3段位積んで、アルミの面格子とすることが多いので、珍しい。

その家は8m道路に面しており、通行人も多い。その為、防音と視線を避けるためにブロック塀としたのであろう。ブロック塀もただのブロックを積んだだけのものから、化粧ブロックとするもの、そして件の家ではタイルを張るようだ。

ブロック塀については、1978年の宮城県沖地震で多くのブロック塀や大谷石の塀が倒れて、18名もの人命が失われた。大地震が起きた場合、外に逃げるにあたっては、1.5m以上の塀には近づかない方が良い。宮城県沖地震災害を受けて、ブロック塀の構造が定められているので紹介する。

建築基準法施行令第62条の8
擁壁の構造.jpg
一 高さは、2.2m以下とすること。

二 壁の厚さは、15cm(高さ2m以下の塀にあっては、10cm)以上とすること。

三 壁頂及び基礎には横に、壁の端部及び隅角部には縦に、それぞれ径9mm以上の鉄筋を配置すること。

四 壁内には、径9mm以上の鉄筋を縦横に80cm以下の間隔で配置すること。

五 長さ3.4m以下ごとに、径9mm以上の鉄筋を配置した控壁で基礎の部分において壁面から高さの1/5以上突出したものを設けること。

六 第三号及び第四号の規定により配置する鉄筋の末端は、かぎ状に折り曲げて、縦筋にあっては壁頂及び基礎の横筋に、横筋にあってはこれらの縦筋に、それぞれかぎ掛けして定着すること。ただし、縦筋をその径の40倍以上基礎に定着させる場合にあっては、縦筋の末端は、基礎の横筋にかぎ掛けしないことができる。

七 基礎の丈は、35cm以上とし、根入れの深さは30cm以上とすること。

又、既存のブロック塀の安全性を自主点検できるサイトがあるので、活用されたい。素人でも出来る点検表である。

(1)「我が家のブロック塀安全点検表」(公益社団法人 日本エクステリア建設業協会)

(2)「ブロック塀の診断カルテ」(一般社団法人 全国建築コンクリートブロック工業会)


























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敷地境界の塀は隣家と費用分担出来るのか? [建築計画]

昨日テレビを見ていたら、敷地境界に塀を作る場合の費用負担がテーマになっていた。いろいろな相談事についてのバラエティ番組なのだが、弁護士が最後に解説するので、最近多いコメンテーターによるいい加減な話ではない。

相談内容は、隣が新築し引越ししてきたが、窓があってこちら側が見られるのが気になり、境界に塀を建てることになった。その場合、塀はお互いの利益になるから費用は分担すべきかどうかであった。新築した隣家には塀を建てる意思はない。

筆者はてっきり隣家が同意しなくて塀を建てたいのであれば、自分の敷地内に自己費用で建てるものと考えていた。しかし弁護士の解説では民法で敷地境界線に跨いで、板塀など安価な塀を建て、その費用は分担すると規定されている、とのことであった。やはり塀はお互いの利益になるからなのだろう。

勿論、必ずしも塀は必要ではない。雪国では雪かきの邪魔だから塀がない家の方が多い。又、隣家とお互い塀はいらないと考えていればなおさらである。民法は隣同士が納得すれば介入はしなくて、意見が対立した時に日本の慣例を法文にしたものなのである。

終の住処の土地は畑だった所を当初2分割で販売するつもりで分筆したが、販売価格が高くなってしまうので3分割となった。それを最初に購入したのである。南側には既に家が建ち、塀は最近多いアルミの面格子で、ブロック3段の上に立っている。その塀はお隣の敷地内である。

終の住処を建てるに当たり、3分割の中の土地との境に、アルミの面格子を作ることになった。工務店が敷地境界の内側か中心にするか尋ねたので、即答で中心にしてもらった。ブロックの厚さは10cmだから、5cm分少なくならずに済むからである。奥行きが長い敷地だから、5cmといえど貴重であるし、北側を通る時にも通り易い(有効幅で70cmと75cmの違い。しかし通ることはほとんどない)。

隣家が越してきてから幾つかの夏になって、隣家のプランタに植えた朝顔の蔓がアルミの面格子に絡まってきた。偶々筆者が玄関から出た時に隣家の奥さんが出ていて、朝顔の蔓のことを気にしていた。そこで筆者はブロックの道路際を指さして「この塀は境界の真ん中に立ててあり、共有なんですよ」と説明し、「だから幾らでも蔓を絡ませても結構です」と返事をしたのである。

敷地境界に建てたとはいえ、このアルミの面格子はこちらが負担した。だから工務店は将来塀が破損して修理するのも筆者である、と言っていたのを思い出し、思惑をもって「共有」と言ったのである。「共有」ならば将来の修理費は分担と考えたのである。

しかし今回のテレビを見て、境界線上の塀は近隣の同意がなくても安価に限るが、費用は分担することが分かり、聊か後ろめたさを感じていた「共有」に関し安堵した。

























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海底観測地点の追加による津波情報の迅速化 [大地震対策]

気象庁は7月21日、日本海溝海底地震津波観測網(S-net)の海底津波計125地点及び地震・津波観測監視システム(DONET)の海底津波計31地点の合計151地点の潮位データについて、平成28年7月28日から津波情報への活用を開始する、と発表した。これにより津波警報は約20分早くなる。なおDONETは、国立研究開発法人防災科学技術研究所に1本化された。

これは東日本大震災を受けてのもので、思い起こせば地震発生当時、気象庁の発表は混乱していた。先ず、地震の規模を示すマグニチュードは8.4から8.8と訂正された。さらに当時の気象庁で使われていたマグニチュードの推定式では最大値が8.8であって、結局、国際標準のモーメントマグニチュードで9.0と訂正されたのである。

そして肝心の津波警報では、結局適切な予報は出来なかった。東北地域では海洋型巨大地震によって大津波が発生することは分かっていたので、各地に避難所が指定されていた。しかし想定津波は6.5mで、実際の津波は波高は最大8.6m以上(16.7m以上だとの推定もあり、今だ正確な発表は無い)と遥かに大きなものとなった。

波高6.5mであれば4階建て以上の建物に避難すれば良いことになるが、波高8.6m以上では4階建ての屋上でも波を被る恐れがある。又、建物自体、津波だけなら崩壊しないかもしれないが、漂流した船舶が激突したら柱は破断する。

テレビ番組で或る小、中学校の児童たちが、一所懸命に津波から逃れたことが報道された。最初小学生は3階建ての校舎の屋上に避難したが、中学生が避難しているのを見て、標高の高い避難場所へと逃げていったのである。1本道を整然と、低学年の小学生を中学生が手を繋いでいた。児童たちは避難訓練を毎年受けており、避難訓練を指導したのは群馬大学の片田敏孝教授である。

波高が8.6mだと陸に上がり遡上すると標高30m以上にもなる。そこまで逃げるのは地形にもよるが、相当な時間を要する。いくら若く健脚であっても、津波の遡上する速さは時速20㎞以上だから、逃げるのは無理である。今から思えば、町の消防団員や警察官、市役所の職員が逃げ遅れはないか海岸近くへと確認しに行ったが、全員亡くなった。

想定外の一言で済ましてしまったが、もし気象庁がマグニチュードが計算不能なほどの地震であり、考えられない津波が来るから海岸に近づいてはいけない旨の警報を出していれば、多くの使命感を持った勇者を救うことが出来たはずである。

しかし今後そのような警報が出ても、勇者は誰かを助けに行くのだろうとも思う。又、年老いた親を背負って逃げ遅れる人も多くでるだろう。これはその人たちの人生観、哲学の問題だからである。

東海、東南海、南海地震が起きる確率は30年以内に70%と予想されている。今回の海底地震津波観測地点を増やしたことは当然として、気になるのが大きく増やしたのが東北地方だけであり、東海、東南海、南海地震地域での観測点は少ない。これで大丈夫なのであろうか。
観測地点の追加による津波情報迅速化.jpg

日本海溝海底地震津波観測網

東日本大震災の復興予算で今回の観測点を増やしたのだろうが、東海、東南海、南海地震に対しても予算を計上すべきである。観測地点の図を見れば如何にアンバランスかは明白である。

























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低所得者向けの住宅に空き家を活用 [建設関連ニュース]

国土交通省は、低所得者向けの住宅に空き家を活用し、家賃を一部補助する方針を固めた。公営住宅を十分に供給できないためで、都道府県ごとに一定の基準を満たす空き家を登録し、入居希望者に仲介する仕組みを来年度につくる。低所得者の住宅環境の改善と、空き家の減少を目指す。

国交省によると、新制度では、空き家の所有者が物件を都道府県などの窓口に申請。自治体が耐震性や断熱性を審査し、データベースに登録する。入居希望者は自治体に申請し、データベースから物件を探し、所有者と賃貸借契約を結ぶ。家賃は周辺より安くし、自治体は所有者に家賃の一部を補助する。所有者へのリフォーム代補助も検討する。7/22 朝日

平成25年10月1日現在の総住宅数は6063万戸,うち空き家は820万戸で,空き家率は13.5%で過去最高となっている。一戸建の空き家が49.6万戸で79.0%を占めており,長屋建が3.9万戸(6.2%),共同住宅が8.9万戸(14.2%),その他が0.4万戸(0.6%)と,一戸建の空き家の増加が著しい。

空き家の増加理由としては2011年の東日本大震災により、「住めなくなった家」が13万3千世帯、「その他の理由」が17万9千世帯となっている。震災以外の理由は明らかではないが、おそらく老朽化や、地方では人口減のため住む人がいないことや、遺産相続のための売却が出来ない、等であろう。

空き家にしておくと建物は急速に老朽化する。日本は湿度が高く、換気を積極的にしないと基礎の土台木材の腐朽が早いのと同じく、建物全体に腐朽菌が蔓延してしまうのである。これではみすみす建物価値を下げることになり、所有者にとってもそうだが、社会的な損失でもある。

又、空き家にすると庭にゴミを不法投棄がされたり、不審者が住み込んだりして近隣に不安をもたらす。一定規模以上の建物の所有者は毎年建物を調査して、建築指導課へ報告する必要がある。住宅には適用されないが、基本的には所有者には建物を管理する義務がある。

今回の国土交通省の政策は時宜を得たものと思われるが、どの程度の効果があるかは具体的な説明はないようである。どの程度の広さの住宅なのか、対象の低所得者も扶養者の員数が関係するだろうから、その線引きは難しいだろう。又、財源は税金であるから、国民の理解も欠かせないから、政策の透明性が求められる。

又、政策を執行するのは地方自治体の役所の職員だろうか?それとも役人の天下り先の社会福祉法人だろうか?新たな法人が出来るのだろうか?国土交通省のHPには掲載されていないのはなぜなのだろう?

























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