So-net無料ブログ作成
検索選択

築地市場の豊洲市場への移転-42(対策案)豊洲安全対策、70億円補正予算 [豊洲市場問題]

2020年東京五輪・パラリンピックの準備を加速させるため、東京都は、豊洲市場の追加安全対策工事など総額70億円規模の補正予算を編成する方針を固めた。小池百合子知事は今月28日に都議会臨時会を招集し、補正予算案を提出する。豊洲市場に移転する築地市場の跡地は、五輪で関係者用の駐車場などになるが、移転延期のため解体工事に着手できず、準備の遅れが指摘されている。このため都は、9月20日に開会予定の都議会定例会を待たずに補正予算を成立させ、早期に移転を進めたい考えだ。

豊洲市場は昨年9月、主要な建物の下に盛り土がなかったことが発覚。築地市場を移転させるにあたって都は、地中から気化する水銀などが建物内に入るのを防ぐため、地下空間の底面にコンクリートを敷設したり、地下水位を一定に保つために「地下水管理システム」の機能を強化したりする追加安全対策工事を予定している。工期は8か月を見込んでおり、都は補正予算が成立し次第、工事業者の選定などの作業を急ぐ。2017/08/09 読売

小池知事が誕生したことから、その公約の一つであった「豊洲市場への移転」は停止され、その後各種の会議、委員会、チームを立ち上げて検討してきた。その最終結論は安全対策を行って移転を行う、というものである。

豊洲への移転は約2年間の延期となったがこれを迷走とみるか、「安心」を得る努力の時間であったか評価は分かれると思う。小池知事の問題提起によって初めて豊洲市場が「盛り土」していないばかりか、当時の地盤より2m掘り下げた状態になっている事実が分かったから、筆者はこの点だけでも知事の公約は意味があったと考える。

繰り返しになるが、汚染土壌処理の為の専門家会議の提案は、現地での浄化に加え

① 地盤面(A.P.+4.0m)から 2m(A.P.+2.0m)までの土壌を掘削し、入れ換え(埋め土)。
② さらに上部に 2.5m の盛土。

であった。A.P.とは荒川の潮位のことで、同じような潮位としてT.P.(東京湾ポイント)がある。
A.P.=1.1344m= T.P.±0.0mだから、①②の4.5m分はT.P.=0.8656~5.3656mの範囲である。東京湾の潮位は毎日±1.0mは変動するので、土壌掘削したT.P.=0.8656はm地下水が現れるぎりぎりの深さであった。

従って現状で「埋め土」をしていないT.P.=0.8656m部分が存在することは、潮位の変動によっては地下水が上がって溜まる可能性があり、現実にピット内は水溜りであった。これでは幾ら浄化したとはいえ完全ではないから、溜まり水に「飲料水」の基準を満たさない物質が入っているのは当然なのである。

従って専門家会議の「埋め土」「盛り土」の提案は至極まっとうなもので、それをしなかったのは「代案」なしでは通用しない。代案とは例えば地下部分全てを鉄筋コンクリート造にすべきであった。その代案でも「埋め土:T.P.=2.8656mまで」は行うべきであった。

今回、ピット部の「捨てコンクリート」をコンクリートで覆うようにし、更に常時「揚水」する対策を取ると言う。常時「揚水」しなければコンクリートの覆いが浮いてしまうからである。多分コンクリート厚さは最低で(規準)10㎝だが、50cmくらい打設するとしても浮くのである。

対策案の詳細が公開されたら改めて論評したいが、筆者は2016/9/16のブログの案がベストと信じている。なおそのブログで工事費を概算で70億円と試算した。偶然の一致である。

ブログランキングに参加しております。御面倒様ですが、クリックをお願い致します
にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村
有難うございます

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。