So-net無料ブログ作成

道後温泉本館の耐震補強-工期は7年、26億円と試算 [建設関連ニュース]

国の重要文化財「道後温泉本館」(松山市)の老朽化に伴う耐震補強工事を地元の温泉街関係者や大学教授らが検討する審議会の会合が24日、同市で開かれ、市の担当者は工期が約7年間で、事業費は約26億円に上るとの試算を説明した。

着工時期は来年の秋以降となる見通し。道後温泉本館を管理する松山市は集客への影響を少なくするために、工期中も部分的に営業を続ける方針を決めている。

松山市の市長は「松山の宝である道後温泉本館を次の世代に引き継いでいくために必要な工事。ご理解とご協力をお願いします」とのコメントを出した。現在の道後温泉本館は明治27(1894)年に改築された木造3階建て。観光地として知られ、昨年度は約80万3千人が訪れた。2017/7/24 産経

道後温泉本館外観.jpg

道後温泉本館

道後温泉は4年前に、家内と愛媛に2泊3日の旅行をした時の観光目的のひとつであった。当然湯を戴いたのだが、家内は2回も入りに行った。1階に「神の湯」、2階に「霊の湯(たまのゆ)」があるが筆者は霊の湯だけで、家内は神の湯にも行ったのであった。

湯あがりに3階の休憩室で坊ちゃん団子を食べ、そして夏目漱石ゆかりの資料の置かれた部屋、「坊ちゃんの間」を見学した。100年以上も経っているがメンテナンスも良くて、なかなか居心地の良さそうな部屋であった。夏目漱石が愛媛県尋常中学校の教師をしていた時に利用していた部屋だそうだが、当時の教師は偉かったのだろう。

坊ちゃんの間.jpg

坊ちゃんの間

写真は筆者が撮影したのだが、道後温泉本館の周りはすっかり新しい街になっており、道後温泉本館が100年以上も前の建物なのは、何か神秘的ですらあった。建築学的価値については筆者には知識は乏しいが、国の重要文化財(文化施設)に指定されているくらいだから、松山市が大切にしているのは当然である。

道後温泉本館は多分延べ床面積は1500m2くらいだと思うが、耐震補強に26億円、工期が7年もかかると言うのは驚きである。東京駅が5年で免震化工事が出来たのに比べて、随分と掛るものだと思う。
道後温泉本館は松山市の観光名所で経済効果も高い施設だから、当然営業しながらの工事となる。東京駅は1日の乗降客は45万人だから、改修工事は大変であったと聞く。しかし規模は小さくとも道後温泉本館の改修工事も細かく区画されて順次改修工事を行う事から、7年も掛ってしまうのだろう。

工事費についても仮に述べ床面積が1500m2とすれが、173万円/m2(坪572万円)と相当なものである。解体して新築出来る工事費である。しかし重要文化財だから耐震補強で「鉄骨」を使うのは仕方ないが、木材については出来るだけ再利用し、新しくする場合には樹種を同じくする必要がある。又、寺社建築の宮大工かもしれない。そして工期が長いと経費がかさむから、費用が掛ってしまうのも仕方がない事なのだろう。

ブログランキングに参加しております。御面倒様ですが、クリックをお願い致します
にほんブログ村 住まいブログへ
にほんブログ村
有難うございます

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0